2011秋のわくわく学びツアー【メットライフアリコ・ライフネット生命】

「2011秋のわくわく学びツアー」開催しました（2011年10月28日）。

メットライフアリコさん、ライフネット生命さんにお邪魔しました。このツアーは今後のFPの役割を考えていくために絶対に必要なイベントと考えています。その目的は、

「生産者を知る」

です。
電化製品など一般の消費材は目に見えたり、ブランドが浸透していたりなど消費者は自分の嗜好と照らし合わせて商品選択や企業選択ができます。最近では食料品のように口に入って人体に影響があるような物については製造元の厳格な表記や「生産者の顔」が見えるよう「安心」を表現することがあたりまえになっています。一方で金融商品については、自由化が浸透し、評価や比較が一般的になってはいますが、金融は数字の世界であるがゆえにあまりにスペック比較に走りがちで、その基準も明確ではなく消費者は混乱しています。電卓をたたいて明確になるメリットもありますが、商品や商品情報など、営業サイドの情報やマスコミの情報だけからは感じ取れない商品開発への思い、企業の思いがあるはずです。

今の情報社会では、商品スペックの比較検討と同じくらい、いや、それ以上にその商品のストーリー、その企業のストーリーが購買する理由になりえます。金融商品だってそうであってもいいはずですし、現に「さわかみファンド」などは澤上氏の理念やポリシー、ビジョンに惹かれて投資家が集まっています。金融商品も「生産者を知る」ことが商品選択の一つのバロメーターになってくれるともっと市場が変わるのではないかと思います。

さて、イベントの報告です。

【第一部】メットライフアリコ医療保険部勉強会
なんと私たちFP-RECOのためだけに勉強会を開いていただきました。

講師は医療保険部の井林さん。打ち合わせの時も当日も「いやー、緊張するなー」の連発でしたが、いつもどおり「いい味」の話しっぷり（穏やかな感じですが面白いことを言ってます）。お話の内容は「ここだけの話ですが」の連発なので、紹介するネタがありません・・・・。

しかし、先進医療の保険金支払いに関する苦労話や熱い思いで開発した商品が思わぬトラブルが多かったことなど、いつも「こんな保険があると役に立つのになー」「金融庁になんとか認めさせたいなー」という思いで開発されているのがよくわかりました。どの業界も開発側と営業側とのギャップがあります。金融商品もそうであることを知っておくだけでも見方がかわるものです。井林さんのお話では介護保険や就業不能保険などの今後の可能性を示唆されていました。その調査段階での介護現場のお話では涙ぐむシーンも。思いが伝わります。

さて、こちらはいつも私たちの窓口になってくださっている広報の宮田さん。

いつも元気で楽しい方です。今回はFP-RECOのオフィシャルグッズ「ピンポンブー」を持っていただき、井林さんの発言で口外してはならない内容の場合「×（ブー）」を鳴らしていただくことにしました。というか宮田さんに「一応もってきてください」と頼まれました」（笑）。※宮田さんはチャリティーセミナーに参加されて体験済み来期も積極的に勉強会や社内見学会の企画をお願いできそうですので、ずうずうしくおじゃましたいと思います。他地域でも開催していただけるようお願いします！メットライフアリコの皆様、ありがとうございました。

【第二部】ライフネット生命　社内見学会
バスガイド？今後FP-RECOの定番キャラクターになる（予定）のツアーガイドです。

このままライフネットさんに潜入～なかなかよいガイドぶり？？

ライフネットさんにはチャリテーセミナーで会場の提供をしていただくなど、いろいろお世話になっています。今回は社内見学会を快く引き受けていただきました。また、「商品説明は必要ないので変人社員さんの話聞かせてください」とう要望にお答えいただき、変人？社員パネルディスカッションを企画していただきました。こちらが変人社員さんです。

出口社長（現会長）も参加くださり、お話いただきました。

皆さん、この会社で働くことに高いロイアルティをもっていて、本気で世界一の保険会社にしようと企んでいます。ライフネットのイメージは「暴れん坊」って皆さん思っているところがあるかもしれませんが、それも一つの戦略。大手のように広告宣伝費がかけられないベンチャーでは常套手段です。そういった事情を知ると表に出ているイメージとは別の姿が見えてくると思います。さて、いつも私たちの相手をしてくれている菅さんも変人の一人。

ひょんなきっかけで初めて出口さんにあって数時間後にはライフネットへの転職を決めていたとか・・・これだけ社員に愛される会社もめずらしいと思います。商品については競合他社も多くスペック競争しては勝てないこともありますが契約者は皆ライフネットのファンになっています。社員も契約者も皆ファンなんですね。

さて、ライフネットさんの社員さんは専門部署を除いてほとんどが保険業界以外からの転身組です。社内はオープンでITベンチャー企業のような風土や雰囲気。そんな社内を案内していただきました。

写真中央の女性は常務取締役の中田さま。スタバジャパンの初期メンバーという経歴の持ち主です。

社長室へも潜入。

副社長（現社長）の岩瀬さんを拉致（笑）

そんなこんなで楽しい時間をいただきました。ライフネットさん、ありがとうございました。次回もネタを変えて遊びにいきますのでよろしくお願いします。楽しかったです。