2014春『生産者を知る』 in 大阪【メットライフアリコ】

「時代が求めたガン保険Guard X」の開発秘話と商品概要 in大阪

開催日:2014年3月17日

 

東京、名古屋で開催されたメットライフアリコさんの「がん保険「GuardX」の開発者秘話」セミナーを、今回はFP-RECOとLBプランニング共催で大阪の地で開催しました。

FP-RECOのスタッフの石川、高田、織田から「・・・な話が聞けて面白いよっ」と聞いていたので、「こりゃ、一般募集なんかしたら、とんでもないことになるかも」ということで、中野が知る関西の方196名だけにお知らせしてシークレットイベントとさせていただきました。


 

たった196名の方にしかご案内しなかったのですが、『開発者の方の生の声が聴ける!』ということで19名の方がエントリーしてくださいました。しかも、数名の方から「その日は参加できないから日にち変えてしてくれない?」というワガママ、いえいえありがたいお言葉もいただき、FPのみなさんはやはり、「生産者の声」を聴きたいんだな、って感じました。セミナー当日は、開発者2名に東京からお越しいただいき、開発の流れと、開発に対しての想いをそれぞれ語っていただきました。


 

 

ー商品開発の流れを紹介

~話し手:開発部若手のホープ廣瀬さん~


 

開発は、2年の期間をかけて、たった4名のスタッフさんで行われたということ。「これでも多い方」というのですから、驚きの反面、メットライフアリコとしてこの商品に対する意気込みも感じられます。

 

ー手記を書いてくれたがん患者さんに報いるための商品開発

~話し手:チームリーダ 井林さん(プロダクトマーケティング部長)~


 

商品開発を行うに当たっては、商品を開発するには、ユーザの声を聞くのが当たり前・・・。
確かに、そうなんですが、がん患者さんやその家族からその時の闘病生活を聞くことは、つらい記憶を思い出してもらう事になります。「少しでもわたしみたいな経験をする人が減るなら」と協力してくれる方からのヒアリングを行う開発者の井林さんも、闘病生活のお話を聞きながら、一緒に泣いたことが何度もあるそうです。そんな、記録を毎日、仕事を始める前に必ず読んで、「辛い思い出にも係わらず、協力してくれた全員に『いい商品作ったね』と言われない限り世の中には出さない!」と決意しながら開発を進めたそうです。当然、お客さまに良い=経営としては・・・なワケですから、経営者側との闘いも熾烈だったようです。

 

ー無機質な商品にも想いがあることを実感

~セミナーを聞いた中野の感想~


 

生命保険や投資信託などの金融商品は、「いくら安いのか」「どんなメリットがあるのか」「他の商品と比較してどうなのか」ばかりがクローズアップされてしまいがちです。
しかし、無機質な商品の中にも、開発に携わる方の想いは農産物や工芸品、アーティスト作品にも負けず劣らずに熱く、その想いを持って生まれてくるものがあるんだな、と思わせてくれたセミナーでした。商品性をユーザーの立場に立って評価するのもFPの役目の一つですが、商品を世に出す人の声も伝えることも販売、開発側に近づくことができるFPの役目ではないかと改めて思いました。

 

presented by FP-RECO&LBプランニング

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