【3周年祭】阪神・淡路大震災を振り返る
3周年祭レポート:「人と防災未来センター」「神戸港震災メモリアルパーク 」を訪問して
2014年4月11日ー12日
2014年3月10日で設立から3年になりました。1周年祭につづき3周年祭を神戸で開催。今回のテーマは「阪神・淡路大震災を振り返る」です。
-感謝
FP-RECO設立から早くも3年が経ちました。思いがけない出会いとチャンスに恵まれ、設立当初に”こうしたい!”と思ったことを9割くらい実現できました。ご当地FPの皆様、お付き合いいただいた金融機関の皆様、本当にありがとうございます!
FP-RECOは「エフピーリサーチアンドコンテンツ」の略称。Resechi and Contntsの「Re」と「Co」をとってRECOとしています。ロゴはFP-RECOのコンセプトである
「多くのFPで、多くの視点で、多くのエリア(ご当地)で」
を表現してアルファベットに目が付いています。
そんなFPの集まりである弊社の設立は東日本大震災の前日2011年3月10日でした。まず最初の活動はご当地FPの皆さんと一緒に行なった全国一斉のチャリティーセミナーでした。その活動をきっかけに、全国のご当地FPの皆さんとのつながり、ご当地FP同士のつながりが深まったと言えます。
今回の3周年祭では、改めて震災について考えることを目的に神戸に集合。「人と防災未来センター」「神戸港震災メモリアルパーク 」を見学しました。
-記憶
1995年に起きた、阪神・淡路大震災。19年のもの月日が経つと「記憶から記録」に変わってしまうのでしょうか。センターの職員の方もそれを懸念する昨今だと言っていました。本センターに残された「記録」を見学したことで、「記憶」が少しよみがえった感じがしました。
入ってすぐに震災時の生々しい写真が展示されています。
語り部による震災時のお話を聞かせていただきました。
お話を聞いた後は、シアターで震災時の様子を体験。ジオラマやその他展示物も多数見学。ゆっくり見ていると一日あっと言う間に過ぎてしまうくらいです。
センター内では液状化の仕組みや耐震設計の実験などをプレゼンしてくれるコーナーもあり・・・・
プレゼンテーター?の方、耐震マンション営業をさせたら日本一と思えるくらいお話が上手でした(笑)。
今回学んだのは「防災」に加え、「減災」という考え方が広がっていること。防災ももちろん大切ですが、災害が起きた時のダメージをいかに減らすことができるかという減災という考えがなければ、大規模な災害に備えることはできません。私たちFPは顧客の「減災」をどうやってサポートできるのかを考えさせられるよい機会でした。
ちなみに、内閣府の防災情報ページに「減災」に関する情報がありますのでぜひ見てみてください。
→ 内閣府「みんなで減災」
啓発コンテンツでありながら経済的な「減災」についての記載なく残念ですが、FPこそがまさにその部分について啓発していく役割ではないでしょうか。
センター見学後は「神戸港震災メモリアルパーク 」へ。震災の傷跡がそのまま残っています。目の前で見ると背筋がぞっとします。。。
「人と防災未来センター」「神戸港震災メモリアルパーク 」一度足を運んでみてください。
【今回の企画に参加されたご当地FPのレポート】
ライフプランラボ 溝本直人さん http://www.lp-labo.jp/blog/archives/1754
滋賀FPオフィスいろは 菊井千恵子さん http://ameblo.jp/fp-iroha/entry-11823537562.html
織田プロダクション 織田昌典さん http://ameblo.jp/fp-oda/entry-11825080431.html
まさはしFP家計相談所 政橋奈保美さん http://fuji-office.com/masahashi-info/masahashi-blog/2014/04/14/0414/
-今後
人と防災未来センター見学の翌日は皆で集まり懇親会(がメイン)、これまでの振り返り、今後のお話をしました。
これからも
「多くのFPで、多くの視点で、多くのエリア(ご当地)で」
いろいろなことを発信していきたいと思います。
FPは運用、保険、税金などのプロとは異なり、横断的にお金のことを見られること、そのうえでプランや実行をコーディネートすることをプロフェッショナルとする仕事。そのサービスが一般的に受けいられるにはまだまだ時間を要しますが、愚直に
「FPだからこそできること」
を創造して発信していくのがFP-RECOのミッションです。