アフラックペアレンツハウス大阪見学会

小児がんなどの難病と闘うご家族なら誰もが宿泊、利用できる「アフラックペアレンツハウス大阪」見学会

2014年11月14日少し肌寒く感じるこの日に小児がんなどの難病と闘うの子どもたちを支援する「公益財団法人がんの子どもを守る会」が運営を行っている、「アフラックペアレンツハウス大阪」を訪問、見学させて頂きました。

アフラックペアレンツハウスは、小児がんなどの難病のために、大都市圏の専門病院で闘病する子どもたちとそのご家族の経済的・精神的負担を軽減することを目的とした総合支援センターです。
アフラックペアレンツハウスの大きな目玉は宿泊施設。患児のご家族が1泊1,000円(患児は無料)で患児の治療中は期間の制限なく滞在できます。最長700日も滞在されたご家族もいらっしゃるとか。

 

見学会は、まずはお食事会からスタート

まずは施設の近くでランチを頂きながら、今回見学会をご提案頂いたアフラックの広報部の方からアフラックの社会貢献活動についてお話を伺いました。

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今回見学させて頂くアフラックペアレンツハウス大阪の運営資金は、アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)、アフラック社社員及びアソシエイツ(販売代理店)などの寄付により運営費が全額賄われていまるとのこと。
それ以外に、小児がん経験者やがんで亡くなった方の遺児への奨学金制度なども運営しているとのことです。
そして、これらはアフラックとの保険契約の有無と関係なく利用することができることをご紹介いただきました。

 

ランチ会場からいざ、アフラックペアレンツハウス大阪へ!

アフラックペアレンツハウス大阪の所在地は大阪市中央区とまさに大阪のど真ん中。最寄駅では本町というバリバリのオフィス街で、駅から徒歩5~6分なのにちょっと静かなところにあります。

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笑顔のスタッフさんがやさしくお出迎え

入る前に写真撮影などの注意事項を確認して、いざ中へ!

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フロントにはにこやかな笑顔のスタッフさんがお出迎えしてくださいました。
スタッフの方は24時間、365日、お正月も必ず常駐し、患児やご家族のサポートをされています。
施設を使った患児のお母さんからは、「看病で疲れ切ってハウスに帰ってきたときにスタッフさんの『お帰りなさい』と笑顔での出迎えに心が安らいだ」といった感想などもあり、精神面でも患児とそのご家族をサポートされています。

 

施設見学前にお勉強

施設見学の前に、施設と施設の管理運営を任させれている公益財団法人がんの子どもを守る会の歴史や目的などをお聞かせ頂きました。

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過去、小児がんは不治の病とされており、さらには公的医療保険の適用がされておらず、多額の治療費を負担し、幼い子どもが亡くなっていくという状況でした。そんな中、つらい思いをされた方々が会を立ち上げ、現在では、公益財団法人がんの子どもを守る会として小児がんに関する知識の普及、相談、調査・研究、支援、宿泊施設の運営などを行っていることを教えていただきました。

 

 

2チームに分かれて施設を見学

今回は、ご当地FPを含む13名のファイナンシャルプランナーが参加。人数が多過ぎるので、2チームに分かれて施設を見学しました。

 

壁には心癒す絵やオブジェが

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各階、各場所に絵やオブジェが飾られています。寄付で送られてきたものや、難病と闘うこと共たちが作ったオブジェをさらにボランティアの学生が一つのアートにしたり。これらのアートも顔を上げて欲しいという思いから目線が上になるような配慮がなされています。

 

炊事施設とプレイルーム

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基本的に食事の提供はありませんが、こちらのキッチンを自由に使うことができます。お料理の時にも子どもと一緒に居られるようにプレイルームがひとつになっています。時には患児のご家族が一緒になることもありますが、それが情報交換やお互いの支えになっていることも・・・。

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大きなアヒルはたくさんの子どもたちがその背に乗って遊んでいるためか、少しくたびれています(^.^)

 

コンサルティングスペース

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このスペースでは、看病に悩むご両親などのご相談をスタッフの方が受け、精神面でのサポートを行っています。
時には、お母さんが一人で泣いていることも・・・。そんな配慮のためにも明るいイメージの施設ですが、ここはシックな造りにしているとのことです。

 

個室の宿泊施設

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宿泊スペースはすべて個室。シングル、ツイン、和室があります(今回は和室は利用者が居るため見学できませんでした)。
個室には、お風呂、おトイレも完備。
宿泊者の希望に合わせて、ツインをダブルにして、家族が川の字になって休むこともできます。
シングルのお部屋はコネクティングルームになっていて、それぞれのお部屋にベッドもデスクもバスルームもあり、独立しているのですが、内ドア一枚でつながるという仕組みが採用されています。これは、年頃の子どもと親とが一緒に宿泊する場合を想定した設計となっています。

 

 

見学を終えて~小さな寄付ができます~

見学をさせて頂いて感じたのは施設の設備以上に、随所にスタッフの方の心配りが行き届いていること。
少しでも看病で疲れているご両親の心と体を癒してあげたい。少しでも難病と闘う子どもに楽しさと安らぎを与えたい・・・。そんな気持ちがいっぱい伝わってくる施設でした。

この施設は全額寄付で賄われていますが、寄付と言っても大きなことを行うだけではありません。
ちょっとした気持ちが大きな支えになります。
お金での寄付はもちろんですが、

・サランラップ:作ったお料理を少し保存したい
・1度でも残っているテレホンカード:家に少し連絡する時に使いたい
・使い切りのシャンプーやリンス:うっかり忘れた時に差し上げたい
・使っていないレジ袋:ちょっとした洗濯物などを入れたい

などなど、おうちで少し余っているものを少量でも寄付することで大きなサポートになります。

詳しくは、
公益財団法人がんの子どもを守る会

にも記載がありますので、ご興味持たれた方は是非、見てみてください

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