ご当地FP®ベストセレクション（火災保険）
ご当地FP®30名が一つひとつの補償を吟味してプランを設計。地域ごとの災害の可能性や一戸建てかマンションかの違いにより、次のような特徴があった
SUMMARY基本的な傾向
地震保険の重要度は高まっている
建物の地震保険を選んだFPは30名中26人、家財の地震保険を選んだFPは28名中26名と、ほとんどのFPが地震保険を選んだ。住宅を建て直すためというよりも、万一大震災が起きた場合のその後の生活の再建費用に充てるためと考えているFPが多い。
「風災、ひょう災、雪災」、「水災」の補償選択がポイント
「風災、ひょう災、雪災」や「水災」は、居住している地方や地形、周辺環境によって必要度が異なるため、ハザードマップを利用して選択するのも有効。風災については、小額の被害は自己資金でカバーするよう自己負担額を設定し、保険料を抑えながら補償を選択しているFPが多かった。
マンションと一戸建て、建物と家財では着眼点が違う
「風災、ひょう災、雪災」は一戸建てでは多く選ばれ、マンションでは選ばないFPが多かった。一戸建てでも家財にはこの補償を付けないFPが多く、建物と家財で別々に選択できるセゾン自動車火災の仕組みが活かされている。
BEST PLAN MODELベストプランモデル
ご当地FP®30名が作成したプランを集計してみると・・・・
FPが選んだ補償で多かったものは「あり」、少なかったものは「なし」でベストセレクションを作成してみた。一戸建てとマンションに分けて表示している。
一戸建て
| 建物 | 家財 | |
| 火災、落雷、破裂、爆発 | あり | あり |
|---|---|---|
| 地震保険 | あり | あり |
| 風災、ひょう災、雪災 | あり | なし |
| 水ぬれ、物体の落下・飛来・衝突、騒じょう等 | なし | なし |
| 盗難 | あり | あり |
| 水災 | なし | なし |
| 諸費用（臨時費用・失火見舞費用・地震火災費用） | あり | なし |
| 個人賠償 | 類焼損害 | |
| その他補償 | — | — |
|---|
マンション
| 建物 | 家財 | |
| 火災、落雷、破裂、爆発 | あり | あり |
|---|---|---|
| 地震保険 | あり | あり |
| 風災、ひょう災、雪災 | なし | なし |
| 水ぬれ、物体の落下・飛来・衝突、騒じょう等 | あり | あり |
| 盗難 | あり | あり |
| 水災 | なし | なし |
| 諸費用（臨時費用・失火見舞費用・地震火災費用） | あり | あり |
| 個人賠償 | 類焼損害 | |
| その他補償 | — | — |
|---|
