石川 英彦イシカワ ヒデヒコ
エフピーリサーチアンドコンテンツ株式会社
多数の相談経験を活かしたマネーコンテンツや教材づくりやマーケティングを得意とし、大手金融機関のWEBサイト企画、ポータルサイトへのコンテンツ提供を行う。2011年に業界初”FPによるソーシャルメディア”を形成するためFP-RECOを設立。
WebSite:http://www.fp-reco.co.jp
セゾン自動車火災保険「おとなの自動車保険」の試算サイトを使って行ったものです。
住んでいる地域や家族構成などFP個々の事情に基づいて必要な補償を設計しています。
設計に用いた車両:トヨタ プリウス(NHW20) 2011年3月登録
利用目的:日常・レジャー使用
MY Best PLANマイベストプラン
プラン全体のポイント
プラン詳細
賠償保険 | 対人賠償保険 | 無制限 |
---|---|---|
対物賠償保険 | 無制限 |
傷害保険 | 無保険車傷害保険 | 無制限 | |
---|---|---|---|
人身傷害保険 | 保険金額 | なし | |
車外担保 | – | ||
人身家族おもいやり | – | ||
搭乗者傷害保険 | なし |
自損であれ相手のある事故であれ、死傷した場合の経済的リスク は生命保険・医療保険でカバーできるよう準備している。自損事故保険や自賠責でも補償されるので金額的な問題はない。事故でもっとも大きなリスクは家族が後遺障害になったり同乗した 知人が後遺傷害になることだと思うが、これらも家族については生命保険、知人については対人賠償でカバーできると考える。賠償補償は支払いのスピードなど賠償額確定までのタイムラグに問題があ るかもしれないが、私の場合、知人や家族をのせることがほとんど ないのでそのリスクは低いと考える。よって傷害関係の補償は思い切ってつけないことにした。
つづきを読む↓車両保険 | 保険金額 | 250万円 |
---|---|---|
自己負担額(免責金額) | 事故1回目:10万円 | |
事故2回目以降:10万円 | ||
車対車(車同士)の事故 | あり | |
火災・落書き・台風 | あり | |
盗難 | あり | |
車庫での水災 | あり | |
単独事故・あて逃げ | なし | |
事故時代車 | なし |
新車の場合は全損を見据えて車両保険は必携と考える。新車であるので保険金額設定は上限金額にした。免責は設定する。等級制度の変更にともない少額事故の場合に保険を利用しづらく なるという理由もあるが、そもそも全損やそれに近い事故を想定 しているのでもっと免責金額を大きくしたいくらいと感じる。免責金額の設定で保険料が劇的に安くなるのでこれからの制度改定の理由も含め免責はつけるベキだと考える。相手のある事故の場 合、免責金額分を上回る支払いが相手からある場合は実質自己 負担ゼロであること、全損の場合は免責が適用されないことも考慮すべきと思う。
つづきを読む↓その他の保険 | ロードアシスタント | あり |
---|---|---|
弁護士費用 | あり | |
個人賠償責任 | あり | |
ファミリーバイク | なし | |
対物全損時修理差額費用 | あり | |
車両積載動産(身の回り品) | なし |
・ロードアシスタント
JAFに加入していないので利用したい。総じてダイレクト系の保険会社はロードサービスが充実しているのでJAFより有利だと思う。・弁護士費用
絶対につけておきたい特約。被害事故では自分で交渉しなければならず、 相手が保険会社なると事が大きくなった場合、到底自分ではたちうちできない。弁護士をたてる必要が必ずでてくるが費用がかかるのでこの特約を付けておくと安心。・個人賠償責任
日常生活の賠償リスクに対応できる必携の特約だと思う。子どもが人のものを壊したり、自転車で人にケガをさせたり、飼い犬がかみついたりなど些細いなことから大きなことまで賠償責任を補償できるので必ず付けておきたい保険。普通は示談交渉は自分でしなければならないが示談交渉付きであ り、無制限で加入できるタイプのものがよい。他の保険に個人賠償が付 いている場合はその内容と見比べて内容のよい方に統一したい。
家族構成や利用状況による必要な補償はパッケージで加入することでしっかりカバーできるとは限らない。リスクの度合いや頻度は家族状況や預貯金残高、今後のライフプランによって異なることは明確であるにもかかわらず、パッケージで加入するケースが多く、それ自体がリスクになりそう。特に傷害保険の設計については生命保険の保障とあわせて設計を考えることが大切だ。また車両保険については少額事故による損害率が高いことから免責金額を設定しないと保険料が割高になる傾向がある。等級制度の改訂により安易に保険を利用することができなくなるのであれば免責金額の設定は保険料の引き下げの効果とあわせてぜひ実施すべき見直しだと思う。
つづきを読む↓