高根澤 茂タカネザワ シゲル
高根澤FP保険事務所
大学卒業後、損害保険会社に15年間勤務した後に、保険代理業兼FPとして独立。生活に関わるお金のアドバイザーとして、特に損害保険の見直し、交通事故や賠償問題にかかわること等、解り難い損害保険について解りやすく伝えたいと思います。
WebSite:http://ameblo.jp/oyama-fp/
設計はセゾン自動車火災保険「じぶんでえらべる火災保険」の試算サイトを使って行ったものです。
住んでいる地域や家族構成などFP個々の事情に基づいて必要な補償を設計しています。
MY BEST PLANマイベストプラン(住まい:マンション)
プラン全体のポイント
プラン詳細
建物 | 家財 | |
火災、落雷、破裂、爆発 | あり | あり |
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建物 | 家財 | |
地震保険 | あり | あり |
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地震による損害は地震保険でしか補償されないこと、また自力で地震による損害を軽減する予防対策は難しいことから、多大な損害を被った場合の生活再建の為の補償を確保しておくために地震保険に加入する。保険金額は建物家財それぞれ限度額である主契約の保険金額の50%で設定。建物に対する補償の必要性は、万が一地震で全損となった場合に再度住まいを確保するためのある程度の資金が準備できること。家財については、特に上層階では揺れが激しく損害が大きくなる可能性があり、生活用品のための資金も確保できる。
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風災、ひょう災、雪災 | あり | なし |
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建物については、近年台風や竜巻のような突風による被害が増加しており、鉄筋コンクリートのマンションとはいえ、窓ガラスやドアの破損、強風による物体の飛来事故による損害は風災の補償をつけていないと保険金が出ない場合があり、北関東特有の強風の多い地域性リスクも考慮して補償をつけておきたい。保険料は高いものではないので自己負担額は0円と設定する。なお、家財については、風災によるリスクは少ないと考えられるので風災補償はつけない。
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水ぬれ、物体の落下・飛来・衝突、騒じょう等 | あり | あり |
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物体の落下、飛来、騒擾の危険性は高層階に居住しているので少ないと考えるが、さらに上層階から給排水管の損傷による漏水による損害リスクに備えるため、補償はつけておくこととする。水ぬれ損害は建物、家財双方に及ぶ危険が高いので両方とも補償をつけておく。設計上、水ぬれリスクと物体の落下・飛来・騒擾リスクは、別に選択できるとありがたい。
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盗難 | あり | あり |
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盗難事故の多い地域であり、近所の高層階の戸室での被害も実際に発生している。古いマンションでセキュリティ設備も万全でなく、盗難補償の保険料は安いので保険でカバーしておきたい。想定される損害は、建物については、侵入時にドアや窓ガラスを壊されたり床を汚されたりする損害。家財については、明記物件以外の高価な物や、現金、預金通帳の被害に備えておきたい。
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水災 | なし | なし |
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周辺には、河川がないこと、土砂崩れのリスクもないこと。過去の大雨等による被害もないこと、マンションの高層階(4階)に居住していること等により水害によるリスクは、ほどんど無いと考えられるので、水災補償については、建物、家財とも保険による補償は付けない。
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諸費用(臨時費用・失火見舞費用・地震火災費用) | あり | あり |
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個人賠償 | 類焼損害 | |
その他補償 | なし | なし |
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昨年の東日本大震災の補償を目の当たりにして、火災保険では補償されない地震リスクについては、震災被害により生活基盤を失った場合にも自ら生活を復興する為の備えとして地震保険の必要性は高いと思い付けた。火災保険の設計ポイントは、様々なリスクに対して、自分が住んでいる環境におけるリスクの強弱を考え、保険に頼らず自力でリスクを軽減できるとうかを考え、建物と家財それぞれがもつリスクの違いに応じて補償を選ぶのが基本と感じたが、自分の住環境では各補償の保険料が安いということもあり、付ける補償が多くなった。セゾン自動車火災保険の火災保険では、建物と家財をそれぞれ個別にリスク判断しながら設計できるところが、大変良いと感じた。
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